インドのユニークな織物で商品開発!

“Bethany Weaver”

フェアトレードの商品作りをしている生産者グループには、
貧困、差別、社会的混乱(スラム化や紛争)など
様々な社会的課題を抱えています。

生産者たちの努力だけでは解決できないそれらの課題を、
フェアトレードの仕組み
(詳細は、フェアトレードについて)により
改善・解決しています。

Autenticoでもそんな彼らの課題を解決できる助けになればと、
フェアトレードのルールに則って商品を購入しています。

Autenticoのパートナーである
MESH (フェアトレード生産者グループをまとめるNPO)は、
インド国内の障がい者やハンセン病(*)の患者たちへの
職業訓練やマーケティング代行を通じ、
社会的・経済的な自立をサポートを目的に活動しています。

(*)ハンセン病:皮膚と末梢神経の病気です。
皮膚症状は多彩で、一見しただけで診断することは困難です。
皮疹は痒みが無く、知覚(触った感じ、痛み、温度感覚など)の
低下などを認め、気づかないうちにケガやヤケドなどを
負うこともあります。
また運動の障害を伴うこともあります。
診断や治療が遅れると、主に指、手、足等に知覚マヒや
変形をきたすことがあります。

感染し発病することは稀です。
乳幼児期に多量かつ頻回にらい菌を口や鼻から吸い込む以外
まず発病しません。日本において感染源になる人は殆どいません。
もちろん遺伝はしません。
(国立感染症研究所のHPより)

MESHの傘下にある生産者グループでは、
インド伝統の木製のブロックを使用した草木染やホグラや
ヤシなどの天然素材を使ったバスケット作りなどのほかに、
綿素材の手織物を作っています。
それはBethany Tape(べサニー・テープ)と呼ばれていて、
とてもシンプルでユニークな織機を使い、
212センチの細長い織物を作っています。

Bethany Weaverは、ハンセン病の患者やその家族たちが
共同生活をしながら、織物を作っているコロニーです。
かつて日本でも誤った情報から隔離・差別を受けてしまった
残念な過去もあるハンセン病は、適切な治療を受けられない、
病状の進行により、その身体的特徴のため、
差別を受けてしまうことがあるため、
インド国内においては依然として、
患者やその家族には当事者だけではどうにもならない
深刻な問題が存在しています。

>>>>次:”カナカドゥルガのストーリー”

“カナカドゥルガのストーリー”

彼女は、織物を生業としている家族が多く暮らす村で生まれ、
彼女の家族も織物で生計を立てていました。
父親は村の中でも技術の高い織物職人として知られていましたが、
カナガドゥルガが幼いときに、父親がハンセン病にかかり、
村に住むことができなくなりました。
そのため、彼らはインド南部にあるBethany コロニーに
家族みんなで引っ越しをしました。適切な治療を受けるため、
仕事を得るため、そして不必要な差別を受け、
つらい思いをしないためです。

 

MESHのスキル向上トレーニングなどのサポートもあり 、
もともと織物職人として高い技術を持っていた彼女の父親は
Bethanyで働き始めてほどなくして、
すべての織物職人をまとめる”マスター”となり、
その娘であるカナカドゥルガも、Bethanyコロニーで成長し、
今ではスーパーバイザーになって働いています。

その傷病故、コロニーの外では仕事を得ることがとても難しいという
残念な状況もあるのですが、彼らの織る細く長いテープは、
とてもユニークな織り方だけではなく、カラフルで、しかも丈夫!
とってもしっかりと織られているんです。
細長い織物ですが、それを縫い合わせて大きな面から作った
バッグや敷物などの商品は、
アメリカやヨーロッパなどのフェアトレード商品を扱う
NPOや企業からの引き合いも多いそうです。

一度に織る長さは最長で36メートル。
縦糸のセットには2日ほどかかります。
同じ太さの綿の糸を用いて織機にかけており始めます。
36メートルを織るのに必要な日数はなんと5日ほど!とても速いです。
シンプルな平織だけでなく、模様を織り込んだ綾織も可能です。

私は、MESHが制作したBethanyの人たちの作業風景を
撮影したビデオを見た時に、
「なんて楽しそうに仕事をしているんだろう!!」
そして、彼らの織っている織物に目が釘付けになりました。

皆とても仕事熱心で、織物の仕事が大好きなんだそうです。
なので、どんどん織り進んでしまうそうです。
身体的なハンディをものともせず、
その仕事に誇りとプロの意識を持って取り組んでいることが、
作業中の笑顔や笑い、そして織物に表れていると私は感じます。

まずはBethany Tapeを使った商品をMESHを通じて購入しました。
ペンケース、カードケース、ポーチにショルダーバッグなど、
どれもしっかり作られていました。

>>>次:Win Winのために・・・エコ商品作り

Win Winのために・・・エコ商品作り

そこで私はBethany Tapeを使った
Autenticoオリジナル商品を作りたいと思いました。

太めのしっかりとした綿の織物は、
帆布や革との相性がいいと思ったのです。

MESHIn-House DesignerSyamalaに相談してみました。
Autenticoは、たくさんの商品をオーダーできない小さなお店なので、
Syamalaと考え、Bethany の在庫のTapeを使わせてもらって、
少数でも作ってもらえることになったのです。

先にも書きましたが、Bethanyの人たちは織物が大好きなんです。
糸があるとどんどん織ってしまうのだそうで、
在庫が山ほど・・・そこに目を付けたんです。

BethanyWeaverは在庫を少なくでき、
Autenticoは小ロットでいろんなTapeを使って
オリジナル商品が作れると、
両者にとってメリットのあるアイデアが生まれました。

Autenticoオリジナルの
ミニトートバッグ
スクウェア・ポーチ
フラットポーチ
などをまず作ってみました。
いかがでしょうか?
ポップな織物と帆布と革のアクセント!

ユニトートと命名した縦長のトートバッグは、
Bethany Tapeからオリジナルで作った初めての商品です。
まずは、生成りの糸を染めるための色を指定します。

今回は、黄色、青、ピンクと黒に染めてもらい、
生成りと合わせて、チェックのような織物にしました。

明るくてポップな印象の織物に仕上がりました。
この織物をトートバッグの側面のマチの部分と
ショルダーに使用しました。

このバッグは2wayで持っていただけます。
Bethany Tapeのショルダーと、革の小さな手提げ用のハンドルです。

ポケットはバッグの前面の半分ほどの大きさの外ポケット、
内ポケット2つ、スマホやお財布などを入れていただけます。
また、キーリングを付けていただくためのD管も付けました。

Bethany Tapeをユニークに使うだけでなく、
使いやすさのための機能面についてもしっかりこだわりました。

ユニトートという名称は、スタッフのSが命名したのですが、
若い方、男性にも使っていただけるようにとの想いがあります。

実店舗”フェアトレードショップTeebom”のお客さまは、
30代以上の女性が圧倒的に多いため、
自身も20代の彼女がデザインをしました。

学生さんなどが教科書やタブレット、パソコンなどを
入れて持っていただけるようにとユニトートとしました。
”ユニ”はユニバーシティ(University)の”ユニ”です。

フェアトレードに関心があってもなかなか購入できる商品がないな、
フェアトレードのことはあんまりよくわからないけど、
『かわいい』『使いやすそう』・・・という方たちにも
ぜひ手に取っていただき、フェアトレードの可能性を広げてくれる
商品になってくれていいと願っています。

Autenticoは、パートナーのMESHBethany Weaverと共に
お客様に支持される商品作りをしていきます。
応援してくださいね!
どうぞよろしくお願いいたします。

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