新しいプロジェクト・・・さあ、何を作る?!?

こんにちは、Autentico店長のイマイナホコです。

前回のブログでは、新しいプロジェクトのプロローグを書きました。(読んでいない方は、リンクからお読みいただけますよ)

Chincheros(チンチェロス)という村の女性たちは、フェルトの帽子を被り、自ら織った織物で作った民族衣装を身に着けていて、とてもかわいらしい感じです。部屋の中でも帽子を被っているのだそうです。男性は普通にシャツにトラウザーですが、女性はみなカラフルな民族衣装~!

実は、Chincherosのほかにも3、4か所の村をマリアが訪れてくれて、織物のサンプルを購入したり、いっしょに仕事をしてくれるか交渉をしてくれたのですが、話がまとまったのがChincherosの人たちでした。

この織物はペルーのクスコ県の中にある小さな村々で代々受け継がれているのですが、クスコと言えばマチュピチュ遺跡観光の拠点の街!世界中から観光客が訪れる街ですから、周辺の村々では、観光用のアクリル繊維や化学染料を使ったお土産用の織物を多く作るようになっていて、昔ながらの天然素材(羊毛)を梳いて、紡いで、染めて、織る手間のかかる仕事をする人たちが少なくなっているそうです。

 

でも、今回Mariaが訪問してくれたところは、そんな観光スポットから離れた村々でしたので、昔ながらの道具、技法、素材を使った織物を作ってもらうことが可能になりました。

Mariaから、「私の両親は、もともとはハイランドの小さな村で暮らしていたけど、治安が悪くなり、また生活が苦しかったので、私が幼いときにリマに引っ越したので、私たち子どもたちは、母語である「ケチュア語」を使えなくなってしまったの。だから、今回、いろんな村を回るときに母に一緒に来てもらい、通訳をしてもらいました。母はケチュア語ができるので、村の女性たちともすぐに打ち解けて話をしていました。私もケチュア語ができるといいんだけど・・・」と聞きました。

様々な理由から、言葉や伝統、文化が受け継がれなくなってしまうって、残念ですね。古いものを残すだけがいいってわけではないと思うけど、長い時間、人々の暮らしを支えてきた道具や技術には、それを代々受け継いでいくための、とても大切な意味があったと思うんです。

そんな思いも、私たちAutenticoのお品には込められています。