Who are we

人が大切!

 

Teebomの店主がオーストラリア・シドニー大大学院で社会企業について学んでいた時に、自分がフェアトレードのお店を始めたときは、20年続けたいとビジネスプランを作りました。ただ、お店を継続するだけでなく、私が「この人!」と思った、生産者と一緒にオリジナルの商品作りをすることが、その中の大きな目的であり、私自身の夢でもありました。

生産者には、とっても素敵な自然素材や長年受け継がれている技法があります。でも、そのまま日本に持ってきても・・・なかなか日本のマーケットには受け入れが難しいという事実に直面しました。ただ、残念ながら私自身にもの作りのノウハウやセンスすら全くなったのです。

お店をはじめてから、接客、イベント参加、講演会開催などを通して、私自身の想いや活動をいろんな方々に知っていただく機会を得ました。その中で、またしても「この人!」と思った方々の協力を得て、商品作りへの道筋ができてきました。やっぱり、「人」ですね。

編み物、織物、イラストなどの特技を持った方たちとペルー、インドなどのフェアトレード生産者と二人三脚で、Teebomにしか作れない、オリジナルのフェアトレード商品を作っています。

 

Shareしましょ!

~ソーシャルビジネスパートナーとして~

フェアトレードの10の定義(Fair Trade 10 Principle)の中に、『継続的なパートナーシップを築き、生産者の資質の向上を目指します』とあります。

Teebomでは、Peru Land(ペルー)、MESH INDIA(インド)などのフェアトレード生産者組合と、商品を作ってもらうだけではなく、彼らの抱える社会的課題が改善できるような働きかけ及び、生産者が継続して仕事ができるようにマーケティングや技術サポートを併せて行っています。そのためには、生産者組合のスタッフや生産者との信頼関係の構築がとても大切です。国民性やビジネスに関する考え方が異なっていたりすることは当たり前なので、まずは、相手を知ることです。電話、メールやSkypeを駆使して、できるだけ多くコミュニケーションを取るようにしています。仕事以外のことも話したりします。

以前、箸袋をインドの生産者に作ってもらったときには、Skypeのカメラの前で、私が実際に箸でおそばを食べてみっました。インド側は・・・「そんな細い棒で、よく食べられるね・・それが『箸』なのね。私たちは、手を使って食べているけど、日本人はね~」と言う感想でした。でも、実際に箸を使ってみてもらったおかげで、しっかりとした商品ができてきました!

また、こんなことも、ベビーアルパカの大判のショールはTeebomの定番人気商品なのですが、最初に届いたサンプルはアクリルが80%も含まれていました。せっかくのアルパカの風合いが感じられないと、ベビーアルパカ100%で織って欲しいと依頼しました。次のサンプルは、ベビーアルパカのより細い糸をアクリル混の糸と同じ調子で織ってあったので、織り目が粗く、風がスースー吹き抜けていきそう・・・そこで次は・・・と何度サンプルをやり取りしたことでしょう!サンプルはもちろん買い取っていますが、販売できないので、両親や妹家族などに使ってもらっています。3年がかりのチャレンジでやっと販売できる状況になりましたが、お客様から、フリンジの始末についてアドバイスをもらいました。当時の商品は織り終わった先をフリンジにしてそれぞれを手で撚ってあるだけだったので、撚りが緩むと、横糸も緩んでしまう可能性があるということで、織り終わりとフリンジの堺に結び目を作ることでこの課題が解消しました。その後、ペルーの生産者から「教えてもらったアドバイスを他の商品にも応用してみたところ、バイヤーから喜ばれました。今ではすべての商品に同じ加工をしています」と連絡がありました。

  

彼らは、日本のマーケットではどんな商品が好まれるのか、日本の消費者に商品を買ってもらうためにはどんな工夫が必要なのかということを知らないだけです。それを、私たちが伝える役目を果たすことによって、商品の品質が格段と上がります。もともととっても素敵な素材と技法を持っている人たちなので、ほんの少しの工夫と丁寧な仕事によって、日本の皆様にも喜んでいただけるお品になると私は信じています。お客様に喜んでいただける商品を提供させていただきながら、生産者が自分の仕事に自信を持ち、みな暮らしが安定していくことが、ソーシャルビジネスパートナーとしての最終目的であり、願いです。